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仕事と俳句

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こんにちは、三澤です。
 

あるバラエティ番組の俳句コーナー
ご存じですか?

芸能人に季節に合った
絵柄の写真をお題に俳句を作らせて
才能アリ、凡人、才能ナシに
ランキングする番組です。

一流大卒の人が才能ナシになったり、
逆に学歴がない人が才能アリになったりします。

俳句は、十二分な言葉のストックと
そこからの最適な言葉を選んで
解像度の高い明快なアウトプットで
成立する文芸です。
 

この3要件は、ビジネスの言葉にも
当てはまりますよね。

日々の報告書や稟議書
企画書等々を
自分のは才能アリと
自信満々に言い切れる人は
どれくらいいるでしょうか。

ロジカルライティングも大切ですが
普段と全く違う視点から
「伝える」と「伝わる」について
考えてみました。
 

俳人で有名な人といって
すぐ思い浮かぶのは、やはり
松尾芭蕉ですよね。

松尾芭蕉の俳句は
この場所にはこの語句でないといけない。

という妥協のない言葉の選別をして
俳句を作っているそうです。

有名な古池や~の句では
語釈をあえてしないで
世の中の冷たさを詠った不幸な作品
という見解なんだそうです。

びっくりしますよね。

どちらかというと
生命力が目覚める春にふさわしい句。

そんなイメージはありませんか?
 

また与謝蕪村も有名ですよね。

俳人でありながら
国宝になっている文人画
絵画を遺した超一流の絵師で
沢山の才能を兼ね備えていた人です。

与謝蕪村の句は
絵画的でのびのびとしていて
清らかで明瞭な句が多いそうです。

映像による喚起力の
お手本のような句といったところ
でしょうか。
 

・菜の花や月は東に日は西に
・春の海終日のたりのたりかな
・遅き日のつもりて遠きむかし哉
・夏河を越すうれしさよ手に草履
・これきりに径尽たり芹の中
 

どの句も映像とドラマが
想像できませんか?

そして、小林一茶。

一茶の句は、何よりわかりやすいことが
特徴なんだそうです。

芭蕉と蕪村は
和歌や漢詩の知識があったからか
より味わい深く鑑賞できます。
 

それに比べ
古典の知識はないけれども
そのままを詠っていて
あくまで関心は自分にしかなく
俗っぽいのが特徴だそうです。
 

・小便の身ぶるひ笑へきりぎりす
・足元へいつ来りしよ蝸牛
・梅干と皺くらべせんはつ時雨
・雪とけて村一ぱいの子ども哉
 

俳句は「日常観察」と「視点」の
面白さに尽きるそうです。

僕たちはつい
何もない日常と言っていますが
一茶のように意識してみると
変化と不思議で溢れている
のではないでしょうか。
 

時代や世界の動きだけを話さずに
日常の変化に少しめを向けて
今まで見落としていた出来事に
目を向けてみてはどうでしょうか?

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