MisawaJunya OfficialBlog

普通の道を選ぶ心理について

  • LINEで送る

こんにちは、三澤です。
 

よくビジネス書などを見ていると
「普通の人とは違うことをしなさい」
といった趣旨のことが書かれています。

ですが、大抵の人は
「普通と違う道を選べない」心理が働きます。
 

それはなぜかというと
結果を想像したときに
「一方は目的地に着けて、一方は目的地に着けない」
というイメージが脳裏に浮かんでしまうからです。

多くの人は右か左かを選ぶときに
どちらかが目的地に行ける正解で
どちらかが目的地に行けない正解だ
と思い込みます。

そして大勢の人が選ぶ道ということに対し
そちらが正解なのではないかという心理と
自分たち少数だけが不正解なのは嫌だ
という2つの心理が働くのです。
 

一方、普通の人と違う選択ができる人は
「どちらかが目的地に行ける正解の道」
ではなく
「どちらでも目的地に行ける正解の道」
という意識を持っています。

地図を見てある目的地に向かって行くときに
右に行くのも左に行くのも距離に違いはあっても
異なる曲がり方をすればどちらへ進んでも
必ず目的地にたどり着くことはできますよね。

それと同じイメージです。
 

要するにどちらの道を選択したとしても
単にルートが変わるだけで
いつかは正解へたどり着くことが
できるということです。

ですがそれでも
他の人と違う道を進んだ人に
成功者と呼ばれる人が多いのは
目的地に着く過程において
他の人とは違う経験値を得ているからなのです。
 

例えば、
同じ会社に30年勤めて
年収1000万円を達成した人と
自分で会社を起業して
年収1000万を達成した人がいたとします。

その過程で得られる経験値は
大きく異なります。

自分で会社を起業するということは
会社を軌道に乗せる上で
様々な知識や能力を身に付ける必要性に
迫られますし精神的にもタフさや粘り強さが
必然的に身に付くでしょう。

そうして経験値を蓄えていくうちに
他の人よりも自分の力でやれることが増えていき
それに伴い成功者になる上で必要な素養も
備わっていくのです。

一方、同じ会社にずっと勤めるということは
基本的には同じ作業の繰り返しですから
身に付く能力は限定的になります。
 

なので大きな成功に足るだけの
能力は身に付きません。

また、同じ会社にずっと勤めるということは
同じコミュニティに属するということであり
変わり映えのしない人間関係を
長年持つということにもなります。

変わり映えのしない環境に身を置いていると
「これまでとは違う行動を積極的に起こそう」
といった上昇志向が抑制され
現状維持を求めるようになります。

するとやはり・・・
大きな成功に足るだけの能力は
身に付きません。
 

とにかく他の人と同じことをしていては
成功者になることはできません。

成功者になるためには
どの道を選べばより多くの経験値が得られるか
という観点から
自分が行くべき道を選択するように
すると良いでしょう。

  • LINEで送る

mailmaga

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください