こんにちは、三澤です。
人を優れたアスリートにするものは
何でしょうか?
優れたリーダーにするものは?
優れた親にするものは?
なぜ目標を達成できる人と
できない人がいるのでしょうか?
両者のどこに違いがあるのでしょうか?
答えは「精神力」では
ないでしょうか。
たいていこうした話題になると
一流の人たちが持つ優れた才能が
引き合いに出されますよね。
あの人は最も頭脳が明晰な科学者だ。
あの人は誰よりも足が速い。
あの人は頭が切れるビジネス戦略家だ。
でも本当は才能より重要なものがあることを
誰もが気づいているのだと思います。
実際、きちんと調べてみると
才能や知能は思ったほど
重要な役割を果たしていない
ということが分かったそうです。
では、才能や知能よりも
大きな影響力を持っているものは
何でしょうか?
それが精神力です。
研究により、健康、仕事、人生の
ゴールを達成するうえで
精神力がほかの何よりも
重要な役割を果たすことが
解ってきたそうです。
研究者たちはこのような
精神力のことを
「グリット」(Grit:やりぬく力)
と言っているそうです。
才能や知能といった生まれつきものは
どうすることもできませんが
精神力なら鍛えられますよね。
では、なぜ精神力が
重要なのでしょうか?
どうすれば
育てられるのでしょうか?
さまざまな分野で活躍する
プロフェッショナルのインタビューで
一流の人の特徴について
聞いてみたそうです。
そうすると才能と同じくらい
グリットやその同義語を
答える人が多かったそうです。
どの分野でも
グリット、精神力、忍耐力と
いったものが
成功に大きな役割を果たすんですね。
精神力は抽象的な概念ですが
何らかの具体的な行動と
結びついてるそうです。
精神力は、現実の生活のなかで
具体的な目標を達成していくことで
鍛えられてくということですね。
そして、精神力はやる気とは
結びつかず習慣と
結びつくのだそうです。
確かにやる気は変動が激しくて
意志の力は強くなったり
弱くなったりします。
精神力が強いとは
極端な勇気ややる気を
出せるかどうか
ということではありません。
スケジュールをきちんと守り
色々な障害を乗り越えていけるように
毎日の習慣を身に着けられるかどうか
ということなのだそうです。
多くの人は、困難な状況に出会うと
より簡単に解決する方法を
探そうとします。
でも精神力が強い人は、困難な状況のなかで
どうすればスケジュールを守れるかを
考えるのだそうです。
簡単に解決する方法を探すことも
時には大事なこともあります。
ですが、「精神力」を鍛えるために
あえて、困難な状況に陥ったときに
スケジュールを守るための方法を
考えてみてはどうでしょうか。