こんにちは、三澤です。
あなたは
日頃どのような言葉を使っているか
明確に認識していますか？
多くの人は恥ずかしがって
あまり自分のことを
客観視する機会はないと思います。
ですが恥ずかしいのを承知の上で
ここで一度、自分のことを
よく見つめ直してみるのをお勧めします。
例えば、
自分のいつもの口癖を
家族や会社の同僚に聞いてみたり
何気ない会話をボイスレコーダーで
記録してみるのも良いでしょう。
すると新たな気付きがあったり
あるいは自分の話している声を聞いて
恥ずかしくなったりするでしょう。
そして大抵の場合
「今の自分を直したい」と思うはずです。
多くの人は自己認識が
明確なものになってしまうと
否応なしに「変わりたい」と
思わずにはいられなくなるので
自分の声や姿を客観視することを避けています。
ですが成功するには少なくとも
今の自分を変えていく必要があります。
ここは我慢して
一度自分と向き合ってみましょう。
それによって
自分のどういった部分を直すべきなのかが
よく分かってきます。
とりあえずここでは
手っ取り早く自分を変えるための方法として
「日頃よく使う言葉を変えるコツ」を
二つほど紹介したいと思います。
まず一つ目は
「自分の口癖をポジティブなものに変える」
というものです。
例えばあなたの口癖が、
「疲れた」であるとしましょう。
何かというと「疲れた」という
言葉を口にしている人は
よく見かけますが
こうしたネガティブな言葉を
日頃から使うのは
あまりよろしくありません。
なのでこれを
「やりきったな」とか
「やれやれだぜ」などといったように
なるべくポジティブに言い換えるのです。
要するに
ネガティブな感じにさえ
ならなければ良いのです。
あるいは少し変化球で
「どうやら乳酸が溜まっているようですね」
などといったように
知的な感じで言い換えてみても
良いかもしれません。
このようにして楽しみながら
日頃よく使う言葉を自分好みの
ポジティブ表現に変換してみましょう。
二つ目は
「他人に対して使う言葉を
ポジティブなものに変える」
というものです。
特に
いつもなら他人をけなす場面でも
褒め言葉を使うというのは効果的です。
例えば
毎日遅刻している同僚が居たら、
「あいつは本当にダメだな」ではなく
「あいつは自由だなー」
といったように言い換えてみるのです。
あるいはよくミスをする部下が居たら
「確かにミスは多いけど、根は良い奴だよな」
などといったように
相手の良い面を探して
褒めてみるのも良いでしょう。
とにかくこのようにして
日頃からよく使う言葉を
ポジティブなものに変えていくことで
段々と自分の思考もポジティブなものへと
変わっていきます。
人間は言語抜きに
思考することはできません。
なので日頃使う言葉を変えるということは
日頃の自分の考え方を変える
ということに等しいのです。
言葉の使い方次第で
自分の思考は大きく変わっていく
ということを忘れないようにしてください。
