こんにちは、三澤です。
多くの人は
「流れ」を味方につけることが
できていません。
逆に言えば
「流れ」さえ味方に付いていれば
計画に不備があったとしても
成功させてしまうことが可能です。
ビジネスをする際には
この「流れ」を意識することが大事なのです。
では、その「流れ」とは何なのかというと
以下の３つになります。
１、ストーリー
２、コンテキスト
３、感情の振り子
そして、これらを総括すれば
言いたいことはただ一つになります。
それは、人間の価値基準は
過去の記憶が基準となっている
ということです。
つまり、
人間が何かに
「価値がある」と判断するためには
過去の記憶の中に「これには価値がある」
と思える情報が必要なのです。
人間には
新しい情報の価値を判断する能力は
基本的に備わっていません。
極端に言えば
人間は子供の頃の記憶をベースに
今も生きているし
価値基準の根底は子供の頃の記憶が
担っている、と言えるのです。
価値基準についてもう少し深く掘り下げると
次のようなことが言えます。
価値基準（価値観）とは、
１、子供の頃の記憶がベースとなっている。
２、そして、
成長過程でインプットされた情報で
物語を作っている。
３、その際、多くの場合は都合の良い情報だけを
取捨選択している。
４、物語から逸脱したものは価値がないと判断し
その物語を強化するものは価値が
あると判断する。
なのでビジネスをする側は
「人間とは記憶の連続性の中に生きる存在で、
価値観とは都合の良い物語である」
ということを念頭に置いたうえで
購買促進を考える必要があるのです。
そして
アプローチすべきなのは
過去の記憶です。
過去の記憶というのは
消えることはありませんが
解釈が変わったりすることはあります。
なので、
苦手意識を持っている物事にも
そこに適切な情報を与えてやることで
物語の解釈が変わる可能性があるのです。
過去の記憶（物語）を変えることができれば
価値観も変えることができます。
例えば、
「金持ちは悪い人だ」
という価値観を持っている人がいたとします。
この人は
過去に何かしらの経験・記憶があり
この価値観を持つに至ったのです。
多くの場合、
テレビドラマなどの影響が強いと思います。
そこで、その価値観を変えるためには
「なぜそう思うのか？」を深堀して
「本当にそうなのか？」を
考えさせる必要があります。
そのためにはどうすべきかについて熟考し
答えを導き出しコンテンツ化することが
できればそれが莫大な収入源となる事は
間違いないでしょう。
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